この記事を監修している人:奥村龍晃(柔道整復師資格保有)
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こんにちは!
フィジカルバランスラボ整体院、
院長の奥村龍晃です。
今回の記事では、脊柱側弯症について詳しく解説していきます。
脊柱側弯症は、背骨が側方に曲がる病気で、
見た目の変化だけでなく、様々な健康問題を引き起こす可能性があります。
ここでは、脊柱側弯症の基本的な理解から症状、原因、最新の治療法、
そして予防策までをカバーしますので、ぜひ最後まで読んでくださいね(^^)/
脊柱側弯症とは?その基本的な理解
脊柱側弯症(せきちゅうそくわんしょう)は、
背骨が側方に湾曲する状態を指します。
通常、脊柱は真っ直ぐに見えますが、
脊柱側弯症では「C字」または「S字」の形に曲がります。
この病気は、成長期の子供に多く見られますが、
大人でも発症することがあります。
背骨のゆがみが引き起こす症状とは?
脊柱側弯症が引き起こす症状は、
背骨の曲がり具合や進行状況によって異なります。
主な症状としては、
- 背中や腰の痛み
- 股関節の痛み
- 頭痛や不眠
- 肩の高さが違う
- 背骨が左右どちらかに突き出す
- 骨盤の歪み
- 疲れやすい
などが挙げられます。
これらの症状は、放置するとさらに悪化することがあり、
日常生活に支障をきたす可能性があります。
脊柱側弯症の原因とリスク要因
脊柱側弯症の原因は、まだ完全には解明されていません。
しかし、遺伝的要因や成長期の骨の異常、
筋肉のバランスの崩れなどが関与していると考えられています。
また、長時間の不良姿勢や運動不足もリスク要因として挙げられます。
研究でわかった脊柱側弯症の最新治療法
最新の研究によると、脊柱側弯症の治療にはさまざまな方法があります。
主な治療法には、物理療法、ブレース(装具)療法、手術があります。
- 理学療法:ストレッチや特定のエクササイズを通じて筋肉のバランスを整え、背骨の柔軟性を向上させます。
- ブレース療法:成長期の子供に対しては、ブレース(矯正装具)を使用して曲がりの進行を防ぎます。
- 手術:重度の脊柱側弯症の場合、手術によって背骨を矯正し、固定することがあります。
- 整体施術:当院の『レッドコード整体』は脊柱側弯症治療に特化した治療法です。腰痛や背骨の歪みを改善できる効果が期待できます。
以下の論文は、脊柱側弯症の治療に関する研究や、
脊柱側弯症の影響で腰痛や坐骨神経痛、
腰部脊柱管狭窄症に関する論文です。
- 「Treatment-based classification for low back pain: systematic review with meta-analysis」
– このレビューは、急性、亜急性、慢性の腰痛患者に対する治療ベースの分類法の効果を体系的に調査しています 。 - 「Traction for low-back pain with or without sciatica」
– 腰痛や坐骨神経痛のための牽引療法についてのシステマティックレビュー 。 - 「Rehabilitation following surgery for lumbar spinal stenosis」
– 腰部脊柱管狭窄症手術後のリハビリテーションに関するシステマティックレビュー 。
日常生活でできる脊柱側弯症の予防と改善方法
脊柱側弯症を予防・改善するためには、
日常生活での工夫が重要です。
長年、たくさんの患者さんを診てきましたが、
やはり以下のポイントが重要だと感じています。
- 正しい姿勢を保つ:長時間のデスクワークやスマートフォンの使用を控え、背筋を伸ばし、適切な姿勢を心がける。
- 定期的な運動:背骨の柔軟性を維持するために、適度な運動を習慣にしましょう。特に背筋を鍛えるエクササイズ。
- 整体やマッサージ:専門家による整体やマッサージを定期的に受けることで、筋肉の緊張をほぐし、姿勢を整えること。
脊柱側弯症は早期発見・早期治療が鍵になります!
幼少期から脊柱側弯症を発症していて、
すでに診断や自覚がある方は対策を取られていますが、、
「自分が脊柱側弯症だと知らない」方も意外と多いです!!
もし、背骨のゆがみや、それに伴う症状に気づいた場合は、
早めに専門家に相談することをお勧めします!!