この記事を監修している人:奥村龍晃(柔道整復師資格保有)
こんにちは!
フィジカルバランスラボ整体院、
院長の奥村龍晃です。
現代人にとって、デスクワークは避けられないもの。
しかし、長時間同じ姿勢での作業は、
体の歪みを引き起こし、様々な不調の原因になってしまいます……
今回は、実際に来院された患者さんの症例を元に、
デスクワークと体の歪み、そして整体施術の効果について詳しく解説していきます!
デスクワーク中に感じた、右肩の突っ張り感や、物を取る動作の違和感
具体的には、右肩がピリッと突っ張るような感覚があり、
日常生活にも支障が出ているとのこと。
- 特に物を取る動作で、右肩に痛みを感じる
- 肩甲骨あたりも突っ張る感じがする
と、具体的な症状を訴えていました。
患者さんご自身も、体の歪みを自覚しており、
日頃からストレッチなどを行っていたとのこと。
しかし、症状は改善されるどころか、悪化する傾向にあったそうです。
問診と検査から明らかになった、体の歪みの深刻さ
問診と、姿勢分析、触診などの検査の結果、
以下の点が明らかになりました。
- 右肩甲骨の突出: 右肩甲骨が、左肩甲骨に比べて明らかに上がっている状態でした。
- 肋骨の歪み: 右の肋骨が前に出て、左の肋骨は下がっている、ねじれの状態でした。
- 筋肉の硬直: 首から肩にかけての筋肉、特に右側の筋肉が、著しく硬くなっていました。
- 腸腰筋の緊張: 腰を支える筋肉である腸腰筋も、硬直が目立ちました。
これらの結果は、患者さんの体の歪みが、
かなり進行している状態だと判断しました。
本人の自覚としてはそんなに深刻ではなさそうですが、
”治療家の目線”から診ると放っておくわけにはいきません!
特に、右肩甲骨の突出と肋骨の歪みは、
右肩の突っ張りや痛みと深く関係していると考えられました。
デスクワークがもたらす体の歪み:右肩への負担を分析
今回の患者さんの場合、デスクワークによる長時間の座位姿勢が、
体の歪みを招いた主要な原因の一つと考えられます。
患者さんの”クセ”として、
執筆活動中は、キーボードを叩く際に、右腕を前に出し、
やや内側に捻る姿勢が長時間続くため、
右側の肩甲骨が外側に引っ張られ、上にズレてしまうんです。
同時に、猫背気味になりがちな姿勢も、
肋骨を歪ませ、さらに肩甲骨の動きを制限してしまう要因となります。
こうした姿勢を続けることで、
特定の筋肉に負担がかかり続け、
筋肉が硬直してしまうのです。
さらに詳しく検査を進めながら、
「腰痛は感じてないですか?」と確認すると、、
「そういえば最近、右腰が張ってる感じがする」
と仰ったので、僕としては(やっぱりな)と思いました。
今回のケースでは、首から肩にかけての筋肉、
特に肩甲骨を持ち上げる筋肉である肩甲挙筋や、
首を横に傾ける筋肉である斜角筋などが過剰に緊張していました。
また、腸腰筋の硬直も骨盤の歪みにつながり、
腰痛を引き起こす原因になっていました。
結果として、
- 右肩の痛み
- 右腰の張り
という、右半身に偏った症状が現れていました。
丁寧な施術で体の歪みを矯正し、不調の根本改善を目指す
施術では、まず患者さんの自覚症状が強い部分と、
骨格の歪みや検査結果を踏まえて、
硬くなっている筋肉を丁寧に緩めていきました!
特に、首から肩にかけての筋肉、
棘上筋などの肩のインナーマッスル、
腸腰筋などの腰のインナーマッスルを重点的に施術し、
体の深部の筋肉までアプローチすることで、
筋肉の緊張を緩めていきます!
同時に、骨盤や肋骨の位置を調整することで、
体の歪みを整えていきました(^^)
施術の効果:実感できた体の軽さと動きのスムーズさ
施術後、患者さんは、
「体が軽くなった」
「右肩の突っ張りが楽になった」
と、効果を実感されていました。
実際、施術前の検査では、右肩が上がってしまっていたのが、
施術後には左右の肩の高さが揃い、肋骨のねじれも改善されていました!
体の歪みを放置することの危険性:早期に対処することの重要性
体の歪みを放置すると、肩こりや腰痛などの症状が悪化するだけでなく、
自律神経の乱れや内臓機能の低下、血行不良、冷え性、むくみなど、
様々な問題を引き起こす可能性があります。
今回の患者さんのように、症状が比較的軽い段階で、
適切な施術を受けることで、体の歪みを改善し、
不調の根本的な改善を目指すことができます。
「ストレッチや運動をしても、なかなか改善しない」
「慢性的な肩こりや腰痛に悩まされている」
といった方は、ぜひ一度、専門家にご相談ください!
公式LINEから24時間受け付けてます!
お困りのことがありましたら、
いつでもお問い合わせください(^^)/
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