この記事を監修している人:奥村龍晃(柔道整復師資格保有)
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こんにちは!
フィジカルバランスラボ整体院、
院長の奥村龍晃です。
普段の生活の中で、「つま先重心」という言葉はあまり聞かないかもしれません。
でも、実はこれ、私たちの身体にさまざまな影響を及ぼす大事なことなんです。
この記事では、「つま先重心」が体にどんな負担をかけるのか、
そしてどうやってそれを改善できるのかを一緒に見ていきましょう。
つま先重心とは?
まず、「つま先重心」について説明します。
これは、立った時や歩いている時に、
体重が足のつま先側にかかっている状態のことを指します。
本来なら、体の重心は足の真ん中あたり、
つまり、「かかと」と「つま先」の間にあるのが理想です。
でも、つま先側に重心が偏ると、
体のバランスが崩れてしまいます。
つま先重心がもたらす影響
では、「つま先重心」になると、
体にはどんな影響があるのでしょうか?
以下に、具体的な例を挙げてみます。
- 反り腰:つま先重心になると、腰が反ってしまうことがあります。これを反り腰と呼びます。
反り腰になると、腰に余計な負担がかかりやすくなり、腰痛になってしまいます。 - 猫背:反り腰と同じく、つま先重心は猫背の原因にもなります。
背中が丸まってしまうと、姿勢が悪くなり、肩こりや頭痛の原因にもなります。 - 腰痛や肩こり:つま先重心によって腰や肩に負担がかかり、結果的に腰痛や肩こりが生じやすくなります。
- 膝痛や股関節痛:膝や股関節にも影響が出ます。
歩くときに正しい重心を保てないと、膝や股関節に無理な力がかかって痛みが出ることがあります。 - 外反母趾や扁平足:足の指に負担がかかることで、外反母趾や扁平足になるリスクもあります。
これらは、足の形が変わってしまう症状です。 - 足底筋膜炎:つま先に体重がかかりすぎると、足の裏の筋肉や靭帯に炎症が起きることがあります。
これが足底筋膜炎です。 - ハムストリングスの肉離れ:太ももの裏側の筋肉、ハムストリングスが過度に緊張してしまい、
肉離れを起こすこともあります。 - 下半身のむくみ:つま先重心が続くと、血流が悪くなり、下半身がむくみやすくなります。
日常生活での重心の重要性
ここまで見てきたように、「つま先重心」が原因で起こる問題はたくさんあります。
でも、重心が大事なのはスポーツや武道をしている人だけではありません。
私たちの毎日の動作、たとえば立つ、座る、歩く、しゃがむ、
物を運ぶといった動作にも大きく関わっています。
つま先重心のチェック方法
では、自分の重心がどこにあるのか、
どうやって確認すればいいのでしょうか?
簡単な方法を紹介します。
- 裸足で立つ
- 力を抜く
- 重心を感じる
この時、もし重心が「つま先」にかかっていると感じたら注意が必要です。
そのままでは上記に挙げたような体の問題が起こる可能性があります。
つま先重心の改善方法
では、どうすれば「つま先重心」を改善できるのでしょうか?
以下の方法を試してみてください。
1. 正しい姿勢を意識する
まずは、正しい姿勢を意識しましょう。
立っている時も座っている時も背筋を伸ばし、
肩の力を抜いてリラックスすることが大切です。
2. 足の裏全体で立つ
重心をかかと側に少し移動させ、足の裏全体でしっかりと地面を感じるようにします。
3. ストレッチやエクササイズ
足や腰のストレッチ、体幹を鍛えるエクササイズも効果的です。
ヨガやピラティスもおすすめです。
4. 靴の選び方
自分の足に合った靴を選ぶことも重要です。
クッション性があり、足をしっかりサポートしてくれる靴を選びましょう。
まとめ
「つま先重心」は、体にさまざまな悪影響を及ぼすことがあります。
でも、日常生活の中で少し意識を変えるだけで、
重心を正しい位置に戻すことができます!
この記事で紹介した方法を試して、
体のバランスを整え、しっかりと腰痛や肩こりを予防しましょう(^^)/
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お困りのことがありましたら、
いつでもお問い合わせください(^^)/
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