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歩幅を広げて腰痛を改善する〜レッドコード整体とセルフケア〜

レッドコード整体では、免荷環境で股関節と腸腰筋の柔軟性を改善し、段階的に歩幅を広げて腰痛を改善します。歩幅が年齢相応より10%長い人は健康リスクが低く、自宅でも仰向け骨盤時計や意識的な歩幅拡大で実践できます。

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この記事を監修している人:奥村龍晃(柔道整復師資格保有)
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こんにちは!

脊柱側弯症専門のフィジカルバランスラボ整体院、
院長の奥村龍晃です。

 

はじめに

これまで2回にわたって、「歩幅が狭いと腰痛になる理由」と「股関節と腸腰筋が歩幅を決めるメカニズム」についてお話ししてきました。
今回は、いよいよ実践編です。歩幅を広げて腰痛を改善する具体的な方法について、レッドコード整体でのアプローチと、自宅でできるセルフケアをお伝えします。

「怖くて前屈できないんです」

先日、在宅勤務が続いた40代のAさん(仮名)が来院されました。
腰の固さを気にして椅子に座りっぱなしになり、さらに痛みが強まるという堂々巡り。話す表情は本当に切実でした。

歩行評価を行うと、歩幅が狭く、股関節の動きも制限されていました
しかし、痛みのない設定で動きを一つずつ取り戻すうちに、「これなら家でも続けられそう」と笑顔が戻ったんです。
Aさんは、段階的なアプローチで歩幅を広げ、腰痛を改善していきました。

今日は、レッドコード整体でどのように歩幅を広げ、腰痛を改善していくのか、そして、あなたが自宅でできる実践的なセルフケアについて、お話しします。

なぜ起こるのか

歩幅を広げようとしても、痛みが出る。股関節や腰の硬さが気になる。
こうした悩みを抱えている方は、少なくないのではないでしょうか。

無理に歩幅を広げると、逆に痛みが増す可能性があります。
股関節や腸腰筋が硬いと、物理的に歩幅を広げられません。無理に広げようとすると、腰や股関節に余計な負担がかかり、痛みを引き起こしてしまいます。

さらに、痛みを恐れて動かなくなる悪循環が始まってしまいます。
「動く=痛い」という学習が脳に刻まれると、体は守りの姿勢で固まり、代償動作(かばう動き)ばかりが上書きされます。これが続くと、症状が長引きやすくなります。

また、股関節や腸腰筋が硬いと、正しい動きができません。
正しい動きができないと、いくら歩幅を広げようとしても、腰に負担がかかる歩き方になってしまいます。これでは、腰痛を改善することはできません。

大切なのは、無理をせず、段階的に歩幅を広げていくことです。
痛みゼロ原則に基づいて、安全に、着実に改善していく。これが、レッドコード整体のアプローチです。

解決の方向性

レッドコード整体では、まずNeuracテスト(痛みゼロ原則で行う協調性のスクリーニング)で、どの動きで連携が崩れるかを確認します。
体幹の回旋、股関節のコントロール、片脚支持など、生活に直結する動きからウィークリンク(動作の鎖の中の弱い環)を見つけて、介入のターゲットを絞り込みます。

歩行評価では、歩幅、歩行速度、歩行時の姿勢、股関節や腰の動きをチェックします。
歩幅の測定は、10歩歩いてもらい、その距離を測り、10で割ると、平均的な歩幅が分かります。理想は身長の約45%です。

評価が終わると、段階的なアプローチを始めます。

第一段階:股関節と腸腰筋の柔軟性改善(免荷環境でストレッチ)

まずは、硬く縮んでしまった股関節と腸腰筋をゆっくりと伸ばしていきます。
レッドコードで骨盤を安定させながら、股関節を伸ばすストレッチを行います。免荷(体重の一部を預けて負担を軽くする工夫)環境なので、腰への負担を最小限に抑えながら、安全にストレッチができます。

天井から吊り下げられたスリング(ロープ)で骨盤や脚を支えることで、腰や股関節にかかる負担を軽減しながら、腸腰筋をストレッチしたり、活性化したりすることができます。

第二段階:腸腰筋を正しく使えるようにする(スリングで脚を持ち上げる練習)

硬さが取れてきたら、次は腸腰筋を「使う」練習です。
スリングで脚を支えながら、ゆっくりと脚を持ち上げる動作を繰り返します。負荷が軽い状態で正しい動きを何度も練習することで、眠っていた腸腰筋が少しずつ目覚めていきます。

この段階では、神経筋制御(筋肉と神経のチームワーク)を整えることが重要です。
オーケストラで指揮者が遅れると全体がバラバラになるように、小さな遅れや過剰な反応が動作の鎖を引きちぎります。正しい動きを繰り返すことで、この連携を再構築していきます。

第三段階:歩行動作に統合(段階的に負荷を増やす)

腸腰筋が使えるようになってきたら、実際の動作――歩行――の中で腸腰筋を使う練習に移ります。
最初は免荷環境で、少しずつ負荷を増やしながら、日常生活で必要な動きへとつなげていきます。

この段階的なアプローチの良いところは、「痛みなく、安全に進められる」ことです。
痛みが出たらすぐに負荷を調整できるので、無理なく、着実に機能を回復させていくことができます。

研究によれば、歩幅が年齢相応より10%長い人は、糖尿病や心疾患の発症リスクが有意に低いという報告もあります。
歩幅を広げることは、腰痛の改善だけでなく、全身の健康にも良い影響を与えます。

レッドコード整体での改善プロセス

当院では、週1〜2回のセッションで成功体験を積み、再現性が安定したら間隔を空けながらセルフワークへ移行します。
各回で痛みの強さ、機能指標、姿勢制御のテスト、動画で確認するフォームを記録し、変化を可視化します。

徒手療法で可動域(関節の動きの範囲)を整えた直後にレッドコードで協調性を学習すると、安定筋と主動筋の役割分担がスムーズに再学習されます。
自宅課題も「痛みゼロでできる骨盤・股関節コントロール」といった短時間の内容に絞り、負担を増やしすぎないようにします。

先ほどのAさんも、このアプローチを続けた結果、歩幅が広がり、腰痛が改善していきました。
「散歩がまた楽しくなってきた」とおっしゃっていたのが、僕にとってもとても嬉しい言葉でした。

今日からできること

無理はしないでください。痛みや違和感が出たら、その時点で中止しましょう。
歩幅を広げて腰痛を改善するために、今日から自宅でできることを3つお伝えします。

1. 仰向け骨盤時計(左右各5往復×2セット)

膝を立てて仰向けになり、骨盤を時計の針のように12時→3時→6時→9時と小さく転がします。
腹部とお尻をギュッと固めず、呼吸を止めないことがポイントです。この運動は、骨盤の動きを改善し、股関節の柔軟性を高める効果があります。
痛みが出たらすぐに中止してください。

2. 意識的に歩幅を広げる練習(普段の歩行時)

特別な時間を作る必要はありません。普段歩く時に、いつもの一歩に「靴一足分」だけプラスして歩いてみてください。
これは約5〜10cm程度の違いですが、この意識だけで腸腰筋を使う機会が増えます。最初は短い距離から始めて、慣れてきたら少しずつ距離を延ばしていきましょう。
痛みが出たらすぐに中止してください。

3. 動作メモをつける(30秒/回)

痛みが気になる動作と、その時の痛みの強さ(0〜10)をメモします。
変化を可視化すると、恐怖回避思考(痛みを恐れて動きを避ける心のブレーキ)を和らげる手がかりになります。また、歩幅を広げた時の感覚や、股関節の動きの変化も記録しておくと、改善のヒントが見えてきます。

まとめと次の一歩

3回にわたって、「歩幅と腰痛の関係」についてお話ししてきました。
第1回では、歩幅が狭いと腰痛になる理由を知りました。第2回では、股関節と腸腰筋が歩幅を決めるメカニズムを理解しました。そして今回、歩幅を広げて腰痛を改善する具体的な方法を学びました。

慢性腰痛では、痛みだけでなく「どう動けるか」を整えることが鍵です。
レッドコード整体は、免荷で怖さを抑え、不安定性(小さな揺れで微調整を引き出す刺激)で体の微調整を引き出し、安定筋と主動筋のチームワークを再構築します。研究で示された客観的な改善指標も踏まえながら、僕らは一人ひとりの進行速度に合わせてプロセスを組んでいます。

歩幅を広げることは、特別な時間を作る必要はありません。普段歩く時に、意識するだけで始められます。
自分のいつもの一歩に、ほんの「靴一足分」だけプラスして歩く。この小さな意識が、大きな健康につながります。

「歩幅を広げて腰痛を改善したい」と感じたら、まずは初回評価で今の状態を一緒に確認しましょう。
目標や不安を書き留めてお持ちいただくと、最適なステップを一緒に描きやすくなります。無理のないペースで、少しずつ次の一歩を踏み出していきましょう。

長期的な健康は、日常の小さな積み重ねから始まります。歩幅を意識して、腰痛のない、快適な毎日を送っていきましょう。
3回を通じて、歩幅・股関節・腰痛の関係を理解し、今日からできるセルフケアに着手していただければ、僕としてもとても嬉しいです。

もし、歩幅を広げようとしても痛みが出る場合や、股関節や腰の硬さが気になる場合は、無理をせず、早めに専門家に相談することをおすすめします。
当院でも、歩行評価を含めた、総合的な体のケアのサポートをさせていただいています。

歩くことは、毎日当たり前にすることだからこそ、ちょっと意識するだけで効果は絶大です。
歩幅を広げることで、腰痛を予防し、いつまでも元気で動ける体を保っていきましょう。


※免責事項
本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、個別の診断や治療を意図したものではありません。
痛みや不調がある場合、運動中に痛みが出た場合は中止し、必要に応じて医療機関にご相談ください。
2週間以上症状が続く場合は、専門家への受診をおすすめします。
 

公式LINEから24時間受け付けてます!
お困りのことがありましたら、
いつでもお問い合わせください(^^)/

 

 

レッドコード整体
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〒464-0026
愛知県名古屋市千種区井上町117 井上協栄ビル2階
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