この記事を監修している人:奥村龍晃(柔道整復師資格保有)
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こんにちは!
脊柱側弯症専門のフィジカルバランスラボ整体院、
院長の奥村龍晃です。
今回は、「股関節を痛めた経験がある方や、日常生活をもっと楽に過ごしたい」と思っている方に向けて、股関節を痛める原因やその対策方法をわかりやすくお話ししたいと思います。
僕も日々、施術を通じてさまざまな人のお悩みに触れる中で、「もう少し早く知りたかった」という声をいただくことが少なくありません。
そこで今回は、できるだけやさしく、かみ砕いて説明していきますね!
ぜひ最後までお読みください(^^)/
はじめに:股関節の痛みって何が起こっているの?
股関節は、太ももの骨(大腿骨)と骨盤とをつないでいる関節です。
僕たちが歩いたり座ったり、足を動かしたりするたびに働いている、いわば“身体の要”ともいえる部分です。
40代後半から50代にかけては、女性ホルモンの変化や筋力の低下が少しずつ進むことで、股関節への負担が増えやすい傾向があります。
とくに普段からあまり運動をしていなかったり、仕事や家事が忙しくて自分のケアになかなか時間を取れない方ほど、股関節を痛めてしまいやすいんです。
股関節が痛むようになると、歩くときに足を引きずる感じがしたり、お尻から太ももの外側にかけてジンジン痛んだりして、家事や外出がおっくうになりますよね。
痛みをかばうために姿勢が悪くなると、腰や膝にも負担がかかりやすくなりますし、どんどん体を動かすのが嫌になってしまうことも。
でも安心してください!
ちょっとした知識とケアの工夫で、股関節の痛みを大きく軽減し、日常をもっと快適に過ごせるようになれます!
原因その1:変形性股関節症
僕が普段、施術をしていて多く見られる原因としては「変形性股関節症」が挙げられます。
これは、股関節にある軟骨(なんこつ)がすり減ってしまい、骨同士がこすれて痛みや腫れ、炎症が起こる状態です。
軟骨というのはクッションのような役割を果たしているのですが、年齢を重ねるとどうしても磨耗しやすくなります。
女性は男性よりも骨盤が広いため、体の重さが股関節に集中しやすく、変形性股関節症につながりやすいともいわれます。
変形性股関節症が悪化すると、立ち上がる時や歩き始めの一歩でズキッとした痛みが走ることが多いです。
ただ、ゆっくりなら歩けたり、「ちょっと休むと痛みがマシになる」というケースもあり、そのまま放置してしまう方が少なくありません。
でも、進行すると歩く距離や時間がどんどん制限されてしまうので、やはり早めに気づいてケアをすることが肝心です。
原因その2:筋力の低下と硬さ
年齢を重ねても若々しく健康でいたいと誰もが思うものですが、残念ながら年齢とともに筋力は減っていきます。
特に太ももやお尻周りの筋肉の力が落ちると、負担がダイレクトに股関節に伝わります。
日常的に座ったままの姿勢が長かったり、運動する機会が少なかったりすると、股関節を支える筋肉がしっかり働かなくなってしまうんです。
また、筋肉が硬くなると股関節周辺の動きが狭くなるので、関節付近にストレスがかかりやすくなり、体のバランスも崩れがちに…。
僕も施術中によく見るのが、股関節が硬くなってしまって足が開きづらくなっている方です。
そういう方は動かしにくいので、ますます体を動かさなくなり、その結果、さらに筋肉が減ってしまうという悪循環に陥りやすいです。
ほんの少しでもいいので、動かせる範囲で股関節まわりをケアしてあげることがとても重要です。
原因その3:転倒や骨折
年代が進むにつれて骨が弱くなることはよく知られていますよね。
骨密度が低下すると、転びかたによっては大腿骨の首の部分(いわゆる大腿骨頚部)を骨折しやすくなります。
実は、股関節痛の原因に骨折が関係している場合もあるんです。
特に忙しいとつい慌てて家事や用事をしてしまいがちですが、転倒予防のために床の段差に気をつけたり、合わない靴を履かないなど、日常生活での注意が必要です。
骨折は当然痛みが出ますし、治療にも時間がかかります。
骨折がきっかけで日常の活動量が大幅に減ると、筋力が一気に落ちてしまう可能性が高いです。
そうなると、元の状態に戻っていくためにリハビリが必要になり、時間的にも負担が大きくなるので、「転ばないような生活環境作り」を心がけてください。
対策その1:適切な診断と専門家への相談
股関節に「なんだか痛みがあるな」と感じたら、まずは整形外科など医療機関に相談するのがおすすめです。
レントゲンやMRIといった画像検査で、軟骨のすり減り具合や骨の状態を調べることができます。
もし明確に変形性股関節症などの診断が下りた場合は、その時点で自宅で取り組めるリハビリや運動方法について医師や理学療法士、そして僕のような整体師に相談するのがベストです。
痛みの原因がはっきりすると、対策も立てやすくなります。
股関節の痛みは個人によって原因が微妙に違うので、自分に合ったケアを始めることが改善への近道です。
まずは遠慮せずにプロに聞いてみてください!
対策その2:日常生活の工夫
僕がよくお伝えしているのが、家の中でできる小さな工夫です。
たとえば、
- 座る時に足を組まないようにする
- 高すぎたり低すぎたりしないイスを使う
- 掃除や料理の動作をするとき、なるべく腰や膝の位置を意識してしっかり動く
- 滑りやすい床にはマットを敷いて段差をなくす
というように、ちょっとした意識づけが転倒予防にもなります。
また、靴にも気を配ると良いですね。
かかとが安定していて、足先が窮屈すぎないものを選ぶだけでも歩き方が変わりますよ。
対策その3:軽いストレッチや運動でケアしよう
股関節痛の予防と改善には、筋力アップと柔軟性の確保がとても大切です。
たとえば、
- 椅子に座ったまま、膝を軽く上げ下げする運動
- 日常の歩く距離を少し増やしてみる(無理のない範囲で)
- お風呂上がりに、足の付け根をゆっくり回すストレッチ
などがあります。
どれも「痛気持ちいい」くらいで、決して無理をしないことがポイントです。
強くグイグイやりすぎると、かえって痛みが増してしまうこともあるので慎重に行ってください。
続けていくうちに、「あれ、痛みがちょっとラクになったかも?」と体の変化に気づきやすくなります。
対策その4:整体やリハビリで専門的サポートを受ける
当然、僕たちが行う整体やリハビリという選択肢もあります。
施術では、硬くなった筋肉や関節をていねいにほぐして、体の使い方を整えていきます。
自分一人でがんばるよりも、専門的な知識とテクニックを用いてケアすると、より早くラクになるケースが多いです。
整体院によって方針や施術方法は異なりますが、痛みが出ている箇所だけでなく、全身のバランスを見ながらアプローチしていくことが大切です。
たとえば、「股関節の痛みがあるのに、じつは原因が腰や足首にあった」ということもあります。
僕の施術でもよくあるのですが、骨盤周りの歪み(ゆがみ)や姿勢の崩れで股関節に負担がかかっている場合、そこを調整しつつ本人に合ったホームケアを指導していくと、徐々に症状が改善していくんです。
まとめ:痛みを減らして、もっと動きやすい毎日へ
皆さんが少しでも早く痛みのない生活を取り戻して、「これまで我慢していたお出かけが楽しみになった」「家事の負担が軽くなった」と感じられると僕も本当にうれしいです。
股関節の痛みは、放っておくとどんどん体を動かさなくなり、筋力が落ちて悪循環に陥りやすいもの。
でも、適切なケアを始めれば、痛みの軽減はもちろん、これからもっとアクティブな日々を送ることだって夢ではありません!
もし、今まさに股関節の痛みで悩んでいて、「これからどうしていけばいいのかわからない…」と感じている方がいらっしゃったら、ぜひ一度専門家に相談してみてください。
身体を診てもらったうえで、自宅での簡単なストレッチや日頃の歩き方を見直すだけでも、驚くほど変わることがありますよ。
僕はいままでたくさんの方の施術を通じて、股関節の痛みで落ち込んでいた方が活き活きとした表情に変わる瞬間を何度も見てきました。
あなたにも同じような笑顔になっていただけたら、とても幸せです(^^)
これからも僕は、一人ひとりに寄り添う整体院の施術者として、「どうすれば股関節をいたわりながら、日常を楽しく送れるのか」を考え続けていきます。
もし痛みやご不安があれば、気軽にご相談くださいね!
あなたの股関節が少しでも軽くなって、スムーズに動けるようになっていくよう、僕も全力でサポートさせていただきます!
公式LINEから24時間受け付けてます!
お困りのことがありましたら、
いつでもお問い合わせください(^^)/
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