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季節の変わり目にぎっくり腰が増える本当の理由〜寒暖差が体に与える影響と予防法〜

同じ週で最高気温が10度以上変わる寒暖差は自律神経と筋肉を同時に疲れさせ、首・背中・股関節が硬くなるとぎっくり腰が起こりやすいので、白湯・入浴後ストレッチ・冷え対策で予防。

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この記事を監修している人:奥村龍晃(柔道整復師資格保有)
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こんにちは!

脊柱側弯症専門のフィジカルバランスラボ整体院、
院長の奥村龍晃です。

「いつも通り椅子から立ち上がっただけなのに、腰がギクッとなって…。もう動けなくなりました」

先日、当院に来院された50代の女性が、そうおっしゃっていました。
その日は、朝晩は冷え込んでいたのに、日中はポカポカと暖かい日で。
患者さんは「季節の変わり目だから仕方ないのかな」と、少し諦め気味に話されていました。

実は、この「季節の変わり目にぎっくり腰になる」という現象は、整体院や整骨院の業界ではよく知られた事実です。
でも、なぜ季節の変わり目にぎっくり腰が増えるのか、その理由を詳しく説明できる方は少ないのではないでしょうか。

今日は、季節の変わり目とぎっくり腰の深い関係について、僕がこれまで診てきた数多くの症例と、科学的な根拠を交えながらお話ししていきます。

なぜ季節の変わり目にぎっくり腰が増えるのか

季節の変わり目、特に春から夏、秋から冬への移行期には、気温の変化が激しくなります。
天気予報を見ると、同じ週内で最高気温が10度以上も変わることも珍しくありません。

この急激な気温の変化、つまり「寒暖差」が、私たちの体に思っている以上に大きな負担をかけているんです。

寒暖差が体に与える影響は、主に2つの経路から起こります。

1つ目は、自律神経への影響です。
自律神経は、私たちの体の機能を自動的に調整してくれる、いわば「体のオートパイロット」のような存在です。
この自律神経は、交感神経と副交感神経という2つのシステムがバランスを取りながら働いています。

気温が急に変化すると、体はその変化に対応しようと、自律神経をフル回転させます。
寒い時は血管を収縮させて熱を逃がさないようにし、暑い時は血管を拡張させて熱を放出しようとします。
この切り替えが頻繁に起こると、自律神経が疲れてしまい、うまく機能しなくなることがあるんです。

2つ目は、筋肉への直接的な影響です。
寒さを感じると、私たちの体は本能的に筋肉を収縮させて熱を作り出そうとします。
これは、寒い朝に体が「キュッ」と縮こまる感覚として、誰もが経験したことがあると思います。

この筋肉の収縮が続くと、筋肉は硬くなり、血流も悪くなります。
硬くなった筋肉は、まるで古いゴムのように伸縮性を失い、ちょっとした動きでも傷つきやすくなってしまうんです。

ぎっくり腰が起こる瞬間のメカニズム

ぎっくり腰は、実は「首・背中・股関節」の3つの部位が同時に硬くなった時に起こりやすいことが、僕の臨床経験から分かっています。

なぜこの3つが同時に硬くなると危険なのか。
それは、私たちの体が動く時、これらの部位が連動して働いているからです。
例えば、床にあるものを拾う時、首が前に出て、背中が丸まり、股関節が曲がります。
この一連の動きは、まるで鎖のように繋がっていて、どこか1つでも硬くなると、他の部位に負担がかかってしまいます。

季節の変わり目に寒暖差が激しくなると、この3つの部位が同時に硬くなりやすい環境が整ってしまいます。
寒さで筋肉が収縮し、自律神経の乱れで血流が悪くなり、結果として首も背中も股関節も、すべてが硬くなってしまうんです。

そこに、ちょっとした動きが加わると、硬くなった筋肉や関節が耐えきれずに、ぎっくり腰という形で悲鳴を上げてしまう。
これが、季節の変わり目にぎっくり腰が増える本当の理由です。

当院での評価とアプローチ

当院では、ぎっくり腰で来院された患者さんに対して、まず丁寧な評価を行います。
評価では、首の可動域、背中の柔軟性、股関節の動きをチェックします。
また、筋肉の硬さを触診で確認し、どの部位が特に硬くなっているかを特定します。

姿勢のチェックも重要です。
季節の変わり目にぎっくり腰になる方の多くは、普段から姿勢が悪い傾向があります。
姿勢が悪いと、寒さで筋肉が硬くなった時に、さらに負担がかかりやすくなってしまうんです。

評価が終わると、段階的なアプローチを始めます。
まずは、痛みが出ない範囲で、硬くなった部位をゆっくりと動かしていきます。
これは、痛みゼロ原則、つまり「痛みが出たらすぐに中止する」という原則に基づいて進めます。

最初は、患者さんが自分で動かせる範囲で、首をゆっくり回したり、背中を伸ばしたり、股関節を動かしたりします。
この段階では、無理に動かすことはしません。
体が温まって、筋肉が少しずつ柔らかくなってきたら、次の段階に進みます。

次の段階では、徒手療法、つまり手を使って筋肉をほぐしたり、関節の動きを改善したりします。
この時も、痛みが出ない範囲で、優しく、丁寧に進めていきます。

最後に、再評価を行います。
最初の評価と比べて、どのくらい改善したかを確認し、今後のセルフケアの方法をお伝えします。
この評価→介入→再評価の流れを繰り返すことで、ぎっくり腰からの回復をサポートしていきます。

今日からできること

季節の変わり目のぎっくり腰を防ぐために、今日からできることを3つお伝えします!
どれも簡単で、続けやすいものばかりです。

  1. 朝起きたら白湯を1杯飲む(目安:起床後すぐ)

    朝起きた時は、体が最も冷えている状態です。
    白湯を飲むことで、内側から体を温め、筋肉の硬さを和らげることができます。
    白湯は、沸騰させたお湯を少し冷ましたもので、体に優しく、内臓の働きも整えてくれます。

  2. お風呂上がりに首・背中・股関節を軽くストレッチする(各20秒×3回)

    お風呂上がりは、体が温まって筋肉が柔らかくなっている、ストレッチに最適なタイミングです。
    首はゆっくりと左右に倒し、背中は両手を組んで上に伸ばし、股関節は片足を前に出して軽く曲げます。
    痛みが出たらすぐに中止してください。

  3. エアコンの温度設定を見直し、寝ている間の冷えを防ぐ

    季節の変わり目は、日中と夜の気温差が大きくなります。
    日中と同じ温度設定でエアコンを使っていると、夜中に体が冷えすぎてしまうことがあります。
    就寝時は、エアコンの温度を少し高めに設定するか、タイマーを設定して、夜中に冷えすぎないようにしましょう。

まとめと次の一歩

季節の変わり目にぎっくり腰が増える理由は、寒暖差による自律神経の乱れと、筋肉の硬直が同時に起こるからです。
特に、首・背中・股関節の3つが同時に硬くなると、ぎっくり腰のリスクが高まります。

でも、心配はいりません。早めの対策をすることで、ぎっくり腰を防ぐことは十分に可能です!
朝の白湯、お風呂上がりのストレッチ、エアコンの温度設定の見直し。
これらは、どれも簡単で、今日から始められることばかりです。

季節の変わり目は、体のメンテナンスのタイミングでもあります。
体が「そろそろケアが必要ですよ」と教えてくれているサインだと捉えて、早め早めの対策を心がけてください!

もし、すでにぎっくり腰になってしまった場合や、体の硬さが気になる場合は、無理をせず、早めに専門家に相談することをおすすめします。
当院でも、季節の変わり目に体調を崩された方のサポートをさせていただいています。

小さな積み重ねが、大きな健康につながります。
季節の変わり目を、体と向き合う良い機会として、前向きに捉えていきましょう(^^)/


本記事は一般情報であり、個別の診断・治療を提供するものではありません。
痛みや違和感が出たら中止し、必要に応じて専門家へご相談ください。

参考文献

 

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いつでもお問い合わせください(^^)/

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