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【五十肩】夜寝てると肩が痛い原因は〇〇だった!?姿勢分析で根本原因に迫る!

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この記事を監修している人:奥村龍晃(柔道整復師資格保有)
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こんにちは!

フィジカルバランスラボ整体院、
院長の奥村龍晃です。

今回は、「夜寝てると肩が痛い!」という患者さんの実際の姿勢写真を見ながら、その痛みの原因を姿勢分析を通して追求していきたいと思います。

普段、僕は患者さんの姿勢を写真に撮らせていただいて、その写真を見ながら一緒に体の状態を説明しています。

「あなたの体は今こういう姿勢になっていて、こういう関節の位置や骨格のズレが起きているので、この筋肉が硬くなって、だからこういう痛みが出ているんですよ」

みたいな感じで、治療の前に必ず説明するように心がけています。

今回は、その説明内容の一部始終を皆さんにもシェアしたいと思います!

今回の患者さんの症状

今回の患者さんは50代後半の男性の方。
バリバリとスポーツをされているアクティブな方なんですが、**右肩の痛み**で来院されました。

主な悩みは、

  • 夜寝ている時に肩が痛む
  • 洋服を着替える時、服に腕を通す時に右肩を上げると痛む

この2点でした。

では、なぜこのような痛みが出ているのか?写真を見ながら詳しく解説していきますね!

姿勢分析で体の傾きを発見!

姿勢分析でまず一番重要なのは、体の中心軸を確認すること。

体の中心に線を引いてみると、体がどちらに傾いているのかが一目瞭然なんです。
今回の写真を見ると、右肩が下がっているのがパッと見でわかると思います。

ですが、ここで重要なのは、本当に肩だけが下がっているのか?それとも体が傾いているせいで肩が下がっているように見えるのか?という点。

ここは細かく見ていく必要があるんです。

指先・肩甲骨・肋骨の位置をチェック!

次に注目したいのは、指先の位置。

写真を見ると、明らかに右手の指先の方が下がっていますよね?
ということは、肩の位置そのものが下がっているということになります。

さらに、肩甲骨の位置も見てみましょう。
右肩甲骨の方が下がっているのがわかりますね。

さらに、肋骨の位置も確認します。

肋骨は片側12本あり、一番下が第12肋骨。
若干ですが、右側の肋骨も下がっているのがわかります。

肩甲骨の位置、指先の位置、肋骨の位置、これら全てが下がっているということは、体全体が右側に傾いている可能性が高いんです。

体幹の傾きが肩の痛みにつながる?

右肩が痛いので、右肩を治療しなきゃいけないのはもちろんなんですが、肩だけが下がっているのか、体幹から傾いて肩が下がっているように見えるのかでは、治療のアプローチが全く変わってきます。

今回の患者さんの場合は、体幹から傾いてしまっていることが原因で右肩が下がっていると考えられます。

体幹の傾きによって右肩が下がり、それを無理に上げようとして過剰に筋肉を使ってしまったり、肩がずれた状態のまま動かそうとして負荷がかかってしまい、筋肉が硬くなって痛みが出ている可能性があります。

ひどい場合は炎症を起こして、いわゆる五十肩になってしまうことも。

つまり、肩の痛みを根本的に解決するためには、肩だけを見るのではなく、体幹の傾きを改善することが重要なんです。

肩関節のズレにも着目!

さらに、今回の患者さんは「夜寝ている時に痛い、特に寝返りを打つと痛い」という悩みが強かったんですね。

これは、肩関節のズレが関係している可能性があります。

僕たちの業界では、肩甲骨と上腕骨がつながっている部分を「肩関節」と言います。(正確には肩甲上腕関節

この肩関節がずれると、肩がスムーズに動かなくなってしまうため、無理に動かそうとして腕の外側の筋肉や肩から首にかけての筋肉に負担がかかり、筋肉が硬くなって痛みが出るんです。

今回の患者さんの場合も、肩甲上腕関節がずれていました。
このズレを解消することで、多くの場合、肩の痛みはかなりスッキリと解消されます。

もちろん、周りの筋肉や肩周りのインナーマッスルがガチガチになっている場合は、そこを緩めながら骨の位置を戻していく必要があるので、治療にはある程度の時間が必要です。

今回の患者さんの場合は、約2ヶ月で肩の位置がほぼ戻り、今は再発防止のためのメンテナンスという形で、3週間〜1ヶ月に1回のペースで通院していただいています。

体幹と肩関節、両方にアプローチ!

肩のズレを戻すには時間がかかります。
長い人だと半年〜1年近くかかる場合もあるほど。

それだけ肩のズレは厄介なんです。

ですが、肩のズレを解消できれば、痛みはかなりスッキリと治まります!

今回の患者さんのように、体幹の傾きによって肩関節のズレが起きている場合は、体幹と肩関節、両方にアプローチしていくことが重要です。

体幹の傾きを整えることで肩関節のズレが起きにくくなり、肩の痛みを再発させないことにもつながります。

まとめ

今回は、患者さんの姿勢写真を見ながら、肩の痛みの原因を姿勢分析で探っていくという内容をお届けしました。

肩の痛みは、肩だけを診ても根本的な解決にはなりません。
体幹の傾きや肩関節のズレなど、様々な要因が考えられます。

もし肩の痛みでお悩みなら、ぜひ一度、体の専門家に相談してみることをおすすめします。

今回の内容が、少しでも参考になれば幸いです!

 

公式LINEから24時間受け付けてます!
お困りのことがありましたら、
いつでもお問い合わせください(^^)/

 

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