この記事を監修している人:奥村龍晃(柔道整復師資格保有)
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こんにちは!
フィジカルバランスラボ整体院、
院長の奥村龍晃です。
今回は、多くの方が悩まれている腰痛について、最新の情報をお届けします。
実は先日、世界保健機関(WHO)が慢性的な腰痛に関するガイドラインを発表したんです。
これは僕たち治療家にとっても、患者さんにとっても、とても重要な情報源となります。
今回は、このガイドラインを参考に、腰痛改善のためのヒントをお伝えしていきます。
動画でも詳しく解説をしてますので、ぜひこちらもご覧ください!
驚くべき腰痛の実態
まず、腰痛がいかに深刻な問題かをお伝えしたいと思います。
- 2020年時点で、なんと世界人口の約13人に1人(6億1900万人)が腰痛を経験しています。
- これは1990年と比べて60%も増加しているんです。
- さらに、2050年までには8億4300万人に達すると予測されています。
世界中の多くの人が同じ悩みを抱えているんですね。
慢性的な腰痛とは?
さて、今回のWHOガイドラインが特に注目しているのは「慢性的な腰痛」です。
これは、3ヶ月以上続く腰痛のことを指します。
※動画では間違って”3年”と言ってます。
実は、プライマリケア(一次医療)で見られる慢性腰痛の90%以上が、特定の病気や状態が原因ではない「慢性一次性腰痛」なんです。つまり、レントゲンやMRIを撮っても、はっきりとした原因が見つからないケースがほとんどというわけです。
WHOが推奨する腰痛改善法
1. 教育プログラム
知識は力です。
腰痛について正しく理解し、自己管理の方法を学ぶことが大切です。
例えば、
- 腰痛の仕組みを理解する
- 日常生活での正しい姿勢や動作を学ぶ
- ストレス管理の方法を知る
フィジカルバランスラボ整体院でも、施術と併せて患者さんへの説明に力を入れています。
正しい知識を持つことで、不安が軽減され、前向きに腰痛と向き合えるようになるからです。
2. 運動プログラム
「痛いから動かない」はNG!
適切な運動は腰痛改善の強い味方です。
- ストレッチ:硬くなった筋肉をほぐします
- 筋力トレーニング:特に体幹を鍛えることで、腰への負担を減らせます
- ウォーキング:全身の血行を促進し、筋肉をリラックスさせます
ただし、いきなり激しい運動を始めるのは逆効果。
まずは軽い運動から始めて、徐々に強度を上げていくのがコツです。
3. 物理療法
WHOも推奨している物理療法には、次のようなものがあります。
- 脊椎マニピュレーション療法:関節の動きを改善し、痛みを和らげます
- マッサージ:筋肉の緊張をほぐし、血行を促進します
やっぱりマッサージや筋肉をほぐすことは効果があるんですね!
当院で力を入れている「背骨を整える」施術も効果的のようです。
これらの療法は、熟練した専門家によって行われることが重要です。
安全性と効果を最大限に引き出すためにも、信頼できる施術者を選びましょう。
4. 心理療法
腰痛は身体だけの問題ではありません。
心理的な要因も大きく影響します。
- 認知行動療法:痛みに対する考え方や行動パターンを変えることで、症状の改善を目指します
- マインドフルネス:現在の瞬間に意識を向けることで、痛みへの過剰な注目を減らします
僕の経験上、心と体のバランスを整えることで、驚くほど症状が改善する方が多いんです。
「自分の体に自信を持つ」ことで、再発を防いでいけると感じてます!
5. 薬物療法
薬も腰痛管理の一つの選択肢です。
WHOが推奨しているのは、
- 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs):イブプロフェンなど
ただし、飲み過ぎると副作用のリスクもあります。
使用する際は必ず医師の指示に従いましょう。
避けるべき治療法
WHOのガイドラインでは、効果が期待できない、もしくは害の方が大きい可能性のある治療法も挙げられています。
- 腰部ブレース、ベルト、サポーター
- 牽引療法(体の一部を引っ張る治療)
- オピオイド系鎮痛薬
など、全部で14個。
これらの治療法は、短期的には効果を感じるかもしれません。
ですが、長期的には逆効果になる可能性があるんです。
腰痛改善のための生活習慣
最後に、日常生活で実践できる腰痛改善のためのヒントをお伝えします。
- 姿勢を意識する:
- デスクワークが多い方は、30分ごとに軽くストレッチをしましょう
- 寝る時は横向きで、膝の間に薄い枕を挟むと腰への負担が減ります
- 適度な運動を心がける:
- 毎日15分程度のウォーキングから始めてみましょう
- 腹筋や背筋を鍛える簡単な体操を取り入れてみてください
- ストレス管理:
- 深呼吸や瞑想で心身をリラックスさせましょう
- 趣味の時間を作り、気分転換を図ることも大切です
- 食生活の改善:
- 抗炎症作用のある食品(魚、ナッツ類、緑黄色野菜など)を積極的に摂りましょう
- 水分をしっかり取ることで、椎間板の健康を保てます
- 睡眠の質を上げる:
- 規則正しい睡眠リズムを守りましょう
- 寝具は体に合ったものを選びましょう
当たり前の内容ばかりかもしれないですが、やっぱり「当たり前のことが大事」なんですね。
まとめ
腰痛は確かに辛い症状です。
でも、WHOのガイドラインが示すように、効果的な対処法はたくさんあります。
大切なのは、自分に合った方法を見つけ、継続することです。
一人で抱え込まず、専門家のサポートを受けながら、少しずつ改善を目指していきましょう。
腰痛は、私たちの体からのメッセージです。
このメッセージに耳を傾け、より健康的な生活習慣を築くきっかけにしてみてはいかがでしょうか(^^)?
何か質問や相談があれば、いつでもコメントしてくださいね!
参考記事:WHO慢性腰痛ガイドライン2024
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