フィジカルバランスラボ整体院

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脊柱側弯症

【安心してください!子どもの脊柱側弯症の統計と割合から見る実態】

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この記事を監修している人:奥村龍晃(柔道整復師資格保有)
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こんにちは!

フィジカルバランスラボ整体院、
院長の奥村龍晃です。

 

今回は、子どもの脊柱側弯症に関する統計と割合について、詳しくお話ししたいと思います。
数字を見ていくと、意外な事実が見えてくるかもしれません。

「うちの子、背骨が曲がってる気がする」
「学校の身体測定で『側弯症』だと言われた」
「本当に側弯症だったらどうすればいいの?」

と不安に感じている親御さんには、ぜひ最後まで読んでいただきたいです!

そして、安心していただきたいです!

脊柱側弯症の基本的な発症率

  • 全人口の約2〜3%に脊柱側弯症が見られます。
  • 子どもに限定すると、100人に1〜2人の割合で発症します。

つまり、1クラス30人程度の教室なら、平均して1人はいる計算になります。
意外と多いと感じませんか?

これって、日本人口の左利きの割合と同じくらいなんです!

そんなに珍しくない気がしてきませんか?

年齢による発症率の違い

脊柱側弯症は特定の年齢層に多く見られます。主に以下のような傾向があります:

  • 10歳未満:比較的稀(1,000人に1〜2人程度)
  • 10〜15歳:急激に増加(100人に2〜3人程度)
  • 15歳以上:新規発症は減少傾向

特に注目したいのが10〜15歳の年齢層です。
この時期は体の成長が著しく、それに伴って脊柱側弯症のリスクも高まるのです。

ですが、高校生になる頃には、発症率は激減するという統計データがあります。

つまり!

小学校高学年から中学生の間での対応や努力次第では、発症を予防できるということです!

性別による違い

脊柱側弯症の発症には、驚くほど大きな男女差があります。

  • 女子:男子の約7倍の発症率
  • 13〜14歳の女子:発症率が2.5%にまで上昇

つまり、思春期の女の子50人に1人は脊柱側弯症という計算になります。
女の子をお持ちの親御さんは、特に注意が必要かもしれません。

僕にも2人、娘がいるので、普段から姿勢のチェックは欠かしません。

重症度別の割合

脊柱側弯症には軽度から重度まで様々なレベルがあります。その割合を見てみましょう:

  • 軽度(Cobb角10〜20度):全体の約60%
  • 中度(Cobb角20〜40度):全体の約30%
  • 重度(Cobb角40度以上):全体の約10%

ほとんどの場合は軽度から中度で留まりますが、約10人に1人は重度に進行する可能性があります。

早期発見・早期治療が重要な理由がここにあります。

特発性側弯症の割合

脊柱側弯症の中でも、原因不明の「特発性側弯症」が最も多く見られます。

  • 特発性側弯症:全体の60〜70%
  • その他(先天性、神経筋疾患に伴うものなど):30〜40%

 

特発性というと「対策が立てられない」と思われがちですが、実は予防や早期発見のための方法がたくさんあります。

遺伝的要因の影響

遺伝も脊柱側弯症の重要な要因の一つです。

  • 親が脊柱側弯症の場合:子どもの発症リスクが約3倍に
  • 一卵性双生児:片方が発症すると、もう片方の発症率が約70%

ただし、遺伝的要因があるからといって必ず発症するわけではありません。
環境要因や生活習慣も大きく影響します。

学校検診での発見率

日本では、学校での定期健康診断で脊柱側弯症のスクリーニングが行われています。

  • 小学校:約0.5%が要精密検査と判定
  • 中学校:約1.5%が要精密検査と判定
  • 高校:約2%が要精密検査と判定

学年が上がるにつれて発見率が上昇しているのがわかります。
ただし、これは新規発症だけでなく、過去の見逃しも含まれている可能性があります。

治療法別の割合

発見された脊柱側弯症に対して、どのような治療が行われているでしょうか。

  • 経過観察:約70%
  • 装具療法:約25%
  • 手術療法:約5%

多くの場合は経過観察で済みますが、約4人に1人は装具療法が必要となります。

手術が必要なケースは比較的少数ですが、重症化を防ぐためにも早期発見・早期治療が欠かせません。

まとめ:数字から見えてくるもの

これらの統計を見てきて、どう感じましたか?

僕が特に強調したいのは以下の3点です↓

  1. 思春期の女子に特に多い病気であること
  2. 早期発見が極めて重要であること
  3. 多くの場合は適切な管理で進行を抑えられること

脊柱側弯症は決して珍しい病気ではありません。
むしろ、クラスに1人はいるかもしれない、とても身近な病気なのです。

ただ、数字を見るとどうしても不安になってしまう方もいるかもしれません。
でも、心配しすぎる必要はありません。

これらの統計を知ることで、より効果的な予防や早期発見につなげることができるのです。

定期的な検診やチェック、そして何か気になることがあればすぐに専門医に相談する。
そうすることで、たとえ脊柱側弯症が見つかったとしても、適切な対応を取ることができます!

当院にも子どもの姿勢に不安を感じた親御さんからの相談がたくさんあります。

そして、ほとんどの場合で早期に対応・治療することで、症状が大きく進行することはありません!

もし、気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください!

 

公式LINEから24時間受け付けてます!
お困りのことがありましたら、
いつでもお問い合わせください(^^)/

レッドコード整体

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