この記事を監修している人：奥村龍晃（柔道整復師資格保有）
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こんにちは！
フィジカルバランスラボ整体院、
院長の奥村龍晃です。
「最近、首が痛くて…」
デスクワークで疲れてくると、そう感じていませんか？
肩こりや頭痛だと思って放置していると、実は「脊柱側弯症」が隠れているかもしれません。
今回は、実際の整体院でのやりとりをもとに、脊柱側弯症が引き起こす首の痛みについて詳しく解説していきます。
整体院での問診から紐解く、首の痛みの原因
先日、私の整体院に首の痛みを訴える患者さんが来院されました。
「先生、最近、首が痛くて…」
「はい、いつ頃からその痛みを感じますか？」
「少し前から足を引きずっていて。よくハイキングに行くんですけど、そのせいか足が痛くなってしまって。それが体の他の部分にも影響しているような気がするんです」
患者さんは普段からアクティブに活動されている様子。詳しくお話を伺うと、右足に痛みがあるとのこと。
「なるほど。右足はどれくらい前から痛みますか？」
「数ヶ月前からですね。最初は少し痛む程度だったんですが、最近は歩くのも辛くなってきて…」
右足を診てみると、確かに足を引きずっている様子。これはもしかしたら…
「もしかしたら、右足の痛みは『足底筋膜炎』かもしれません。ハイキングの頻度はどれくらいですか？」
「週に1回は行くようにしています」
週1回のハイキング！すごい体力…！でも、その影響で足底筋膜に負担がかかり、炎症を起こしている可能性があります。
さらに詳しくお話を伺ってみまます。
「他に症状で気になることはありますか？」
「そうですね…実は顎にも痛みがあるんです。特に食事の後は、顎が疲れたような痛みがあります」
「それは、もしかしたら食いしばりも関係しているかもしれませんね。ちなみに、マウスピースの使用経験はありますか？」
「マウスピースは使ったことがないです。」
どうやら、患者さんは複数の症状を抱えているようです。
そこで、さらに詳しく体の状態をチェックするために、姿勢の分析と体の動きを確認することにしました。
姿勢分析と動きの確認で判明！首の痛みの原因は？
「では、立っていただいた状態で、体の正面、横、後ろから写真を撮影させてください。」
姿勢分析では、患者さんの体の歪みやバランスの崩れを客観的に確認します。
「次に、首を動かしていただいて、痛みが出る方向や角度を教えてください。」
「首を右に傾けた時と左を傾けた時、どちらの方が痛みがありますか？」
「右側に傾けた時の方が痛みが強いです。左側も少し痛みますが、右側に比べるとマシです」
これらの情報と、先ほど撮影した写真を見比べてみると…
なんと、患者さんは脊柱側弯症の傾向が見られました！
脊柱側弯症とは、背骨がC字状に曲がってしまう病気です。
今回のケースでは、患者さんの背骨が右側に弯曲していました。
この弯曲によって、体のバランスが崩れ、右足への負担増加、肩関節のズレ、そして首の痛みを引き起こしていたと考えられます。
脊柱側弯症による首の痛みを改善するには？
脊柱側弯症が原因で起こる首の痛みを改善するには、根本的な原因である背骨の弯曲を整える必要があります。
フィジカルバランスラボ整体院では『レッドコード整体』を用いて、
インナーマッスルを緩めると同時に、背骨の弯曲にもアプローチしていきます。
さらに、患者さん自身が行えるストレッチやエクササイズを指導することで、治療効果の持続と再発防止を目指します。
「今回の首の痛みの原因は、肩関節のズレと脊柱側弯症による影響が大きいと考えられます。」
「そうなんですね…！てっきり、デスクワークのせいだと思っていました。」
「もちろん、デスクワークも影響している可能性はありますが、根本的な原因は別にあります。これから、肩関節のズレと脊柱側弯症に対して適切な治療を行っていきましょう。」
「わかりました！先生、よろしくお願いします！」
放置すると悪化するリスクも…！？早期発見・早期治療が重要！
脊柱側弯症は、初期段階では自覚症状が出にくいという特徴があります。
そのため、痛みや体の歪みに気づかずに放置してしまうケースも多いです。
しかし、脊柱側弯症を放置すると、
- 首や肩の痛み
- 腰痛
- 頭痛
- めまい
- 呼吸困難
など、様々な症状を引き起こす可能性があります。
さらに、症状が進行すると、日常生活に支障をきたす場合もあるため注意が必要です。
「なんだか最近、体がだるい…」
「姿勢が悪くなった気がする…」
そう感じたら、ぜひ一度、当院にご相談ください！
公式LINEから24時間受け付けてます！
お困りのことがありましたら、
いつでもお問い合わせください(^^)/
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