この記事を監修している人:奥村龍晃(柔道整復師資格保有)
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こんにちは!
フィジカルバランスラボ整体院、
院長の奥村龍晃です。
今日は「五十肩」について話していきます。
五十肩って聞くと、「もう歳だから仕方ない?」って思う人も多いと思うんですけど、
実は40代や60代でもなる人はいるんですよ。
さらに意外かもしれませんが30代でも五十肩になる人もいます!
だから年齢は関係なく、「肩が痛い!」「腕が上がらない!」って悩んでる人は結構多いんです。
そんな五十肩に悩む皆さんに、今日は治療法の選び方や見つけ方をお伝えしていきます。
五十肩って何?
五十肩って医学用語では「肩関節周囲炎」っていうんですけど、
要するに「肩の周りの組織が炎症を起こして、痛くなったり、動きにくくなったりする状態」のことなんです。
患者さんからよく聞く言葉で言えば、「肩が痛くて、腕が思うように上がらない」って感じです。
この五十肩、放っておいても2〜3年くらいで自然に良くなるって言われてるんですけど、
その間ずっと痛いわけじゃないです。
「痛みの時期」「凍結期」「回復期」って3つの段階があって、それぞれ症状が変わっていくんです。
でも、「2〜3年も待てないよ!」って人がほとんどだと思うんです。
だから、今日は「どうやって治療法を選べばいいの?」ってところを、僕なりの視点でお話ししていきます。
治療法の選び方
五十肩の治療法は、大きく分けて3つあります。
- 整形外科での治療
- 整体での治療
- 接骨院での治療
それぞれメリット、デメリットがあるんで、順番に見ていきましょう!
整形外科での治療
整形外科っていうと、「レントゲンとって、薬もらって終わり」みたいなイメージある人多いと思うんですけど、
実はもっと細かく見てくれるんです。
まず、レントゲンやMRIで肩の状態をしっかり確認します。
これ、すごく大事なんです。
なんでかっていうと、”五十肩っぽい症状”でも、実は違う病気だったりすることがあるんです。
例えば、肩の腱板っていう部分が切れてたりすると、似たような症状が出ます。
そういうのを見分けるには、やっぱり画像診断が必要なんです。
診断がついたら、痛みが強い時は薬や注射で炎症を抑えていきます。
ここで使う薬は、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)っていって、
炎症を抑える効果があるんです。
場合によっては、ステロイド注射をすることもあります。
これは即効性があって、すぐに痛みが和らぎます。
ただし注意が必要なのは、この薬や注射、一時的には効果あるんですけど、
「根本的な解決」にはならないこと。
だから、整形外科ではリハビリテーションも重視します。
リハビリは、要するに「肩を動かす練習」なんですけど、これが結構大事なんです。
なんでかっていうと、五十肩は「動かさないでいると、どんどん固まっていく」んです。
だから、適度に動かして、徐々に可動域を広げていく必要があるんです。
整形外科でのリハビリは、専門のスタッフがついてくれるので、
「どこまで動かしていいか」「どんな運動をすればいいか」っていうのを、しっかり教えてもらえるんです。
ただし、デメリットもあります。
1つは、「待ち時間が長い」こと。
人気の病院だと、予約しても結構待たされることがあります。
もう1つは、「診察時間が短い」こと。
これは仕方ないんですけど、診察室でじっくり話を聞いてもらえる時間って、あんまり長くないんです。
でも、整形外科での治療は、特に症状が重い人にはおすすめできる選択肢です。
整体での治療
次は整体です。
整体は、「全身のバランスを整える」っていうのが基本的な考え方なんです。
五十肩の場合も、「肩だけ」を診るのではなくて、「全身のバランスの中で肩を診る」ことを心がけます。
例えば、肩こりがひどい人って、首や背中の筋肉がカチカチに固まってたり、
姿勢が悪かったりすることが多いんです。
そういう全身の状態が、結果的に肩の動きを悪くしてるんです。
だから整体では、肩だけじゃなくて、首、背中、
場合によっては腰まで含めて全身のバランスを整えていきます。
特に、筋肉の硬さをほぐしたり、関節の動きを良くしたりするのが得意です。
ただし、整体の治療法は先生によってかなり違います。
マッサージ主体の先生もいれば、骨を鳴らすような治療をする先生もいます。
当院では、「レッドコード整体」という治療法を使っています。
体を宙に浮かせた状態で整体することで、
「治療効果の持続」と「再発しない治療」を目指しています。
でも、どの治療法がいいかは、人それぞれなんです。
整体のいいところは、「1回の治療時間が長い」ことです。
じっくり時間をかけて、全身を見てもらえるんです。
ただし、デメリットもあります。
1つは「保険が効かない」こと。
自由診療になるので、1回の治療費が高くなりがちです。
もう1つは、「効果の個人差が大きい」こと。
人によっては、すぐに効果を感じる人もいれば、あまり変化を感じない人もいます。
でも、「根本から治したい」「全身のバランスを整えたい」という人には、おすすめの選択肢です。
接骨院での治療
最後は接骨院です。
接骨院っていうと、「ケガの治療」ってイメージが強いと思うんですけど、
最近は慢性的な痛みの治療もやってます。
五十肩の場合、主に「電気治療」「超音波治療」「マッサージ」なんかを組み合わせて治療します。
特に電気治療は、痛みを和らげる効果があるんです。
接骨院のいいところは、「比較的安価」なことです。
保険が使えるケースが多いので、経済的な負担が少ないんです。
ただし、注意点もあります。
保険が使えるのは、「受傷から2週間以内のケガ」が原則なんです。
五十肩の場合、「いつから始まったか分からない」ってことも多いので、
保険が使えない場合もあります。
あと、接骨院の治療って、「対症療法」的な面が強いんです。
つまり、「今ある痛みを和らげる」のは得意だけど、「根本的な原因を解決する」のはちょっと苦手かもしれません。
でも、「とりあえず痛みを和らげたい」「通いやすい場所で治療を受けたい」って人には、いい選択肢だと思います。
結局、何を選べばいい?
さて、ここまで3つの治療法を見てきました。
「で、結局どれがいいの?」って思う人もいると思うんです。
正直、「これが絶対正解!」っていうのはないんです。
人それぞれ、症状も違えば、生活環境も違うし、求めてるものも違うからです。
でも、選び方の基準はいくつかあります。
- 症状の重さ
痛みがめちゃくちゃ強かったり、腕がほとんど上がらないくらい深刻な状態なら、まず整形外科。画像診断で、ちゃんと状態を確認するのが大事です。 - 治療の即効性
「とにかく早く痛みを取りたい!」って人は、整形外科か接骨院がおすすめ。薬や注射、電気治療で、比較的早く痛みが和らぐことが多いです。 - 根本的な改善
「一時的じゃなくて、ちゃんと治したい」って人は、整体がおすすめ。全身のバランスを整えることで、再発のリスクも減らせる可能性があります。 - 経済的な負担
「治療費をあまりかけたくない」って人は、整形外科か接骨院がいいでしょう。保険が使えるので、比較的安く済みます。 - 治療時間
「じっくり時間をかけて治療してほしい」って人は、整体がおすすめ。1回の治療時間が長いので、ゆっくり施術を受けられます。 - 総合的なアプローチ
最近のガイドラインだと、いろんな治療法を組み合わせるのが効果的だと言われてます。例えば、整形外科で診断と薬物療法、整体で全身のバランス調整、定期的なケアみたいな感じです。
これらを参考にしつつ、自分に合った治療法を選んでみてください(^^)
まとめ
大事なのは、「諦めないこと」です。
五十肩は、適切な治療を続ければ、必ず良くなります。
普通なら2〜3年かかるところを、半年〜1年くらいで改善することも十分可能なんです。
ただし、糖尿病がある人はちょっと注意が必要です。
糖尿病の人は五十肩の症状が重くなりやすく、治りにくい傾向があるんです。
そういう人は、特に医療機関でのしっかりした管理が必要になります。
最後に、新しい治療法についてもちょっと触れておきます。
「ハイドロダイレーション」っていう、関節に生理食塩水を注入して動きを良くする治療法とか、
「ショックウェーブ療法」っていう、衝撃波で痛みを和らげる治療法とか、最近いろんな治療法が研究されています。
まだまだ研究段階のものも多いんですけど、将来的にはもっと効果的な治療法が出てくるかもしれませんね!
とにかく、一人で悩まないでください!
迷った時は専門家に相談して、自分に合った治療法を見つけていってください。
きっと、あなたの悩みを解決できる治療法が見つかるはずです(^^)/
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お困りのことがありましたら、
いつでもお問い合わせください(^^)/
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