フィジカルバランスラボ整体院

【脊柱側弯症専門】星ヶ丘駅 徒歩2分

ご案内
アクセス
ご予約
ブログ
五十肩

【五十肩に悩む動物園の飼育委員さんの話】

プロフィール写真

 

 

 

 

 

この記事を監修している人:奥村龍晃(柔道整復師資格保有)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

こんにちは!

フィジカルバランスラボ整体院、
院長の奥村龍晃です。

 

今日は、動物園で働く患者さんの症例をご紹介いたします。

肩の痛みの背景を聞くのはもちろんなんですが、
動物園の飼育員さんということで、
動物たちの話を聞くのも楽しみでした笑

では、気を取り直して本題へ!

奥様からのご紹介で来院された患者さんは、

「最近、右肩が痛くて上がりにくいんです…」

問診票にそう書かれていました。

五十肩の症状

患者さんは50代男性。
動物園で飼育員として働いています。

具体的な症状としては、

  • 3~4ヶ月前から右肩に痛みがある
  • 特に右腕を上に上げるときに痛みが出る
  • 寝返りを打つ際にも痛みがあり、夜中に目が覚めることもある
  • 市販の痛み止めを使用しても改善しない

「冬になってから、なんとなく肩が硬いな~と感じていたんです。
 そのうち、後ろに腕を回すのが辛くなってきて…」

と、症状が出始めた頃の様子をそう教えてくれました。

さらに詳しくお話を伺っていくと、

  • これまで肩を痛めた経験はない
  • 病院や整骨院にも行ったことがない
  • 重い物を持ち上げるような力仕事はほとんどない

「仕事で重いものを持つことはあまりないんですが…」
「そういえば、エサやりの時に腕を上げたまま作業することが多いかもしれません」

と、心当たりを思い出すように話してくれました。

姿勢分析の結果

問診のあと、肩関節の可動域と、
姿勢を分析させていただきました。

その結果、

  • 右肩が内側に入っている(巻き肩)
  • 猫背気味
  • 頭が前に出ている(ストレートネック)
  • 全体的に体が左に傾いている

といった特徴が見られました。

特に「巻き肩」が顕著に出ていて、
これは”肩関節がズレている”ことの表れです。

五十肩の原因は?

五十肩は、正式には「肩関節周囲炎」と言います。
肩関節周囲の筋肉や腱などが炎症を起こし、
痛みや運動制限を引き起こす病気です。

中年以降の方に多くみられることから、
「四十肩」「五十肩」などと呼ばれています。

なぜ五十肩になってしまうのか、その原因はハッキリと解明されていません。

しかし、加齢によって肩関節の周りの組織が老化したり、
肩関節をあまり動かさないでいることなどが関係していると考えられています。

ですが、僕のこれまでのキャリアでの見解は、

『年齢に関係なく、”肩関節がズレている”と五十肩になる』

と結論付けています。

もちろん、関節の変形や靭帯の損傷があれば、
それが原因で五十肩になってしまいますが、、

関節の変形や靭帯の損傷が”ない”五十肩は、
ほとんどが”関節のズレ”が原因だと確信しています。

今回の患者さん場合、仕事柄、腕を上げたままの姿勢で作業することが多いとのことでした。

この姿勢を長時間続けることで、肩周りの筋肉が緊張し、
血流が悪くなってしまうことが考えられます。

また、姿勢分析の結果から、
猫背や巻き肩といった姿勢の歪み、
そして、”肩関節のズレ”も見られました。

これらの要因が重なり、長い時間をかけて、
徐々に痛みが出るようになってきたのだと思われます。

施術内容と今後の見通し

肩関節の変形や骨に異常は見られませんでしたので、
適切な施術とセルフケアを継続することで、
症状の改善が見込めると判断しました!

まず、初回の施術では、肩周りの筋肉を緩め、
関節の動きをスムーズにしていきます。

具体的には、

  • 肩甲骨を動かすストレッチ
  • 肩周りの筋肉をほぐすマッサージ
  • 肩関節の可動域を広げる運動

などを行いました。

レッドコード整体

「結構痛いですけど、効いてる感じがしますね!」

と、施術中、少し痛そうにしていましたが笑

施術後は、

「あれ?さっきより肩が軽く感じます!腕も上げやすくなった気がします!」

と、施術前と比べて、
肩の動きがスムーズになったことを実感されていました(^^)

ただ、五十肩は、一度の施術で完全に改善するわけではありません。

特に、長い時間をかけて五十肩になった場合は、
正直、それなりの治療回数と期間が必要になってきます。

今回の患者さんは、症状が強かったので、
週に1回のペースで施術を受けていただくことをおすすめしました。

また、日常生活でも肩周りのストレッチや軽い運動を継続して行い、
筋肉の柔軟性を維持することをお願いしました。

慢性化してしまった五十肩は、患者さんの協力がなければ、
根本的にスッキリとは治りません。

「先生、今日は本当にありがとうございました!」
「教えていただいたストレッチも、毎日忘れずにやります!」

この約束を守ってもらうことも、
重要な治療だと僕は考えています。

まとめ|諦めないで!

今回は、五十肩に悩んでいた動物園の飼育員さんの症例をご紹介しました。

五十肩は、適切な施術とセルフケアを継続することで、
症状の改善が見込めます!

「もう歳だから…」と諦めずに、
ぜひ一度、当院にご相談ください!

 

公式LINEから24時間受け付けてます!
お困りのことがありましたら、
いつでもお問い合わせください(^^)/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〒464-0026
愛知県名古屋市千種区井上町117 井上協栄ビル2階
名古屋市営地下鉄東山線「星ヶ丘駅」2番口徒歩2分
愛知、名古屋で脊柱側弯症の治療なら『レッドコード整体』
フィジカルバランスラボ整体院

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

関連記事

  1. 【頚椎症で「首が詰まる」「上を向くと痛みを感じる」人はココを緩めて!】

  2. 【頚部痛:その首の痛み、腹筋トレーニングが原因かも!!】

  3. 【肩こりを改善したいなら「肩甲骨はがし」をやめよう!】

PAGE TOP