フィジカルバランスラボ整体院

【脊柱側弯症専門】星ヶ丘駅 徒歩2分

ご案内
アクセス
ご予約
ブログ
五十肩

【夜の痛みにさようなら!五十肩をラクにする僕のおすすめセルフケア】

プロフィール写真

 

 

 

 

 

この記事を監修している人:奥村龍晃(柔道整復師資格保有)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

こんにちは!

脊柱側弯症専門のフィジカルバランスラボ整体院、
院長の奥村龍晃です。

 

五十肩の痛みがひどくなると、夜ぐっすり眠れずに困ってしまいますよね。
僕の治療院でも、「夜中の痛みが原因で目が覚めてしまい、まともに眠れない」という悩みを多く伺ってきました。

そこで今回は、僕が治療院で実践している五十肩の改善方法について、なるべくやさしく、そして詳しくお伝えしたいと思います!

はじめに:夜間の痛みで眠れない辛さ

先日初めて来院された患者さんのお話ですが、50代半ばの女性が「夜中、肩の痛みで何度も目が覚めてしまうんです。もう3ヶ月もぐっすり眠れなくて…」と、涙ながらに相談に来られました。

最初は「年齢だから仕方ないのかも」と思っていたそうですが、痛みが全然引かず、ご家族との会話もままならないほどに疲れを感じるようになっていたとのことです。

夜間に痛みが強く出る五十肩の方は少なくありません。
特に40代後半から50代後半の方に多い症状で、腕が上がらないだけでなく、寝返りを打つたびにズキッとした激痛が走り、十分な睡眠がとれなくなってしまいます。
寝不足が続けば、日中の家事やお仕事にも影響が出てしまいますよね。

僕はこれまで10年以上、多くの五十肩の患者さんを診てきましたが、「夜しっかり眠りたい」「普段どおりの生活を取り戻したい」という切実なお声をたびたび耳にしてきました。

五十肩ってどんな症状?

五十肩は、正式には「肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)」と呼ばれています。
肩関節まわりの筋肉や腱、関節包(かんせつほう)といった部分に炎症が起こり、強い痛みと動かしづらさが生じるのが特徴です。

特に腕を上げようとしたり、後ろへ回したときに痛みが出ることが多いのですが、状態が進むと安静にしていても痛むようになり、夜中に激痛で目が覚めるケースも少なくありません。

五十肩という名前から「年齢が原因でしょうがない」と諦めてしまう方がおられますが、実際は適切なケアと治療を続ければ、回復の見込みは大いにあるんです。
痛みの原因は年齢だけでなく、普段の姿勢、長時間の同じ動作(家事やデスクワークなど)、運動不足といった要素も絡み合っていることが多いです。
だからこそ、必要な場所をしっかりケアし、痛みをやわらげるストレッチを習慣化することが大切だと僕は考えています。

痛みの進行と段階的な特徴

五十肩の症状は、大きく以下の三つの段階に分けられるといわれています。
ご自身の症状が今どのあたりなのかを把握しておくと、対処法を選びやすくなります。

第1段階(疼痛期):

ある日、突然肩に強い痛みが出始めます。夜間痛が非常に強くなり、寝返りさえ難しくなることもしばしばです。期間としては2〜3ヶ月程度続くことが多いです。

第2段階(拘縮期):

痛みは第1段階に比べると少し落ち着きますが、その代わりに肩が固まってしまい、動かせる範囲が著しく狭くなります。
髪を結う、服の袖を通すなどの動作も大変になる時期です。この状態は4〜6ヶ月ほど続くケースもあります。

第3段階(回復期):

痛みが徐々に軽くなり、動かせる範囲が少しずつ広がっていきます。
ただし、ここで安心しきってケアをやめてしまうと、完全に回復するまでにさらに時間がかかることも。
しっかりと日常のストレッチや治療を継続することが、早期回復のカギになります。

僕がオススメする自己ケア方法

五十肩は、痛みの強さや炎症の具合によって、いつ・どんなケアを行うかが変わってきます。
自宅でできるセルフケアとして、痛みの段階に応じた方法をいくつかお伝えします。

急性期(痛みが特に強い時期)の対処

※ぶつけたり、捻った直後のみの対処法です!

  • アイスパックや氷嚢によるアイシング(1日3回、1回10分程度)
    痛みの原因が炎症にある場合、冷やすことで腫れや痛みを和らげやすくなります。
  • 肩を休める
    とはいえ、動かさずに安静にしてばかりいると、肩が固まりがちです。痛みを感じない範囲内で、指先や手首を少しずつ動かすなど軽めの動きは続けましょう。
  • 就寝時の工夫
    枕やクッションを使って痛みの少ない姿勢を探し、肩への負担を減らすことが大切です。

痛みが落ち着いてきたら始めるストレッチ

  • 振り子運動
    机やイスに片手をついて、腰を軽く曲げ、反対の腕をだらんと下げた状態で振り子のように前後・左右にゆっくり揺らします。
  • 壁這い(かべばい)運動
    壁に手を当て、少しずつ手を上にずらしながら腕を上げていきます。痛みの出ない範囲で繰り返しましょう。
  • タオルストレッチ
    タオルを使い、両手で持ちながら背中に回して上下に引っ張る運動です。肩甲骨まわりがほぐれていきます。

注意点としては、どのストレッチも「痛くない範囲」で行うこと。
強い痛みを我慢して動かすと、かえって悪化する可能性があります。
特に夜間の痛みが再びぶり返さないよう、ゆっくりと無理のないペースで続けることが大事だと僕は考えています。

治療院でのサポートについて

僕の治療院では、五十肩の状態(急性期・拘縮期・回復期)によって、次のような方法で治療やサポートをしています。

急性期:痛みの軽減が最優先

患部を直接治療せずに、手首や腕、必要に応じて背骨や股関節などの関連した関節を施術していきます。
横になった姿勢でできる軽いリハビリも行い、まずは痛みを軽減することを最優先に治療をしていきます。

拘縮期:関節の可動域の回復を重視

この時期は「固まってしまった肩を少しずつ動かす」ことがポイントです。
関節や筋肉をほぐす施術に加え、ストレッチや軽い運動療法で、腕を上げたり回したりする動きを少しずつ取り戻します。

回復期:再発予防と筋力の強化

痛みが和らぐと、動かしていいんだという安心感が出てきます。
このタイミングで適度な筋力トレーニングや肩周りの柔軟性を高める運動を取り入れ、再発しにくい身体づくりを目指します。

また、僕の治療院では、患者さん個々の生活スタイルや体質をしっかり伺い、負担にならない範囲で続けられる治療プランを一緒に考えています。
日常の家事やお仕事、趣味の活動などと上手に両立しながら、痛みを和らげていくことが目標です。

予防と再発防止のポイント

五十肩の痛みが治まってきても、油断して普段の生活に戻りすぎると、また痛みをぶり返してしまうことがあります。
そこで、以下のポイントを意識してみてください。

  • デスクワークやスマホ操作の合間に肩まわりを動かす
    同じ姿勢を続けていると血流が悪くなり、肩がこわばりやすくなります。軽いストレッチや肩回しをこまめに取り入れましょう。
  • 就寝環境を整える
    肩が冷えると血行が悪くなり、痛みも出やすくなります。寝る前に軽くお風呂で温まるのも良い方法です。
    寝具も自分の身体に合ったものを選び、寝返りがしやすい環境を作りましょう。
  • 急な激しい運動は控える
    特に五十肩を経験した方は、急激に負荷のかかる運動をすると再発リスクが高まります。
    ウォーキングなどの有酸素運動を無理のない範囲で続けると血行がよくなり、全身の健康維持にも役立ちます。
  • 良い姿勢を意識する
    猫背や片方の肩ばかり使う姿勢が続くと、肩の筋肉に偏りが出ます。
    できるだけ肩のチカラを抜き、背筋をのばした状態を意識すると、周囲の筋肉の負担が減りやすいです。

まとめ:痛みのない毎日を目指して一歩ずつ

五十肩は、最初は「もう年だからしょうがない」と考えてしまいがちですが、適切にケアを続ければ十分に改善します。
僕の治療院で実践している方法は、あくまで一つの例ですが、自分に合ったセルフケアを見つけるきっかけになれば幸いです。

「痛みがあっても家事は毎日こなさなきゃいけないし、ぐっすり寝たいのに寝られないなんて、もう限界…」と一人で悩んでいるなら、ぜひ早めに専門家へ相談してみてください!
僕たちは、痛みの原因を多角的に確認し、患者さんのお身体の状態や生活に合わせたケアを提案することで、痛みの改善をサポートしていきます。

焦らずに、でも諦めずにステップを積み重ねることが、最終的に痛みを取り除き、ラクな日々を取り戻す近道です。
あなたが夜も安心して眠れるようになり、「あれ、そういえば最近、肩の痛みをあまり気にしなくなったな」と思えるようになるはずです。

 

公式LINEから24時間受け付けてます!
お困りのことがありましたら、
いつでもお問い合わせください(^^)/

 

レッドコード整体
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〒464-0026
愛知県名古屋市千種区井上町117 井上協栄ビル2階
名古屋市営地下鉄東山線「星ヶ丘駅」2番口徒歩2分
愛知、名古屋で脊柱側弯症の治療なら『レッドコード整体』
フィジカルバランスラボ整体院

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

関連記事

  1. 【頚椎症で「首が詰まる」「上を向くと痛みを感じる」人はココを緩めて!】

  2. 【頚部痛:その首の痛み、腹筋トレーニングが原因かも!!】

  3. 【肩こりを改善したいなら「肩甲骨はがし」をやめよう!】

PAGE TOP