この記事を監修している人：奥村龍晃（柔道整復師資格保有）
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こんにちは！
脊柱側弯症専門のフィジカルバランスラボ整体院、
院長の奥村龍晃です。
今回は、「姿勢が側弯症にどんな影響を与えるのか？」、そして「正しい姿勢と休憩の重要性」について、少し詳しく説明していきます。
肩の力を抜いて読んでもらえれば嬉しいです。
側弯症ってなに？
まず、側弯症について簡単に説明しますね。
側弯症は背骨が左右どちらかに曲がってしまう状態のことを指します。
横から見ると背骨は自然にカーブしているけど、正面から見ると普通はまっすぐになっている。
でも、側弯症があるとその正面から見た背骨が曲がってしまうんです。
側弯症はさまざまな要因で起こります。
遺伝的な要因や成長期に起こる骨の成長の問題、さらには生活習慣も関係していることが多いです。
「姿勢が悪いから側弯症になる」とは限らないけど、姿勢を良く保つことはリスクを減らすために大切。
長時間の崩れた姿勢が引き起こすリスク
普段の生活で、長時間猫背で座ったり、体を斜めにしたままスマホを見ていたりすることってありますよね？
こういった姿勢が続くと、背骨に余計な負担がかかり、問題が起こりやすくなってしまいます。
多くの論文や専門情報をまとめると、悪い姿勢を長時間続けると次のようなリスクがあることがわかっています。
- 背骨にかかる負担が偏る
- 筋肉のバランスが崩れる
- 側弯症が進行する可能性がある
例えば、悪い姿勢は筋肉や靭帯の不均衡を生むことで、背骨のカーブが悪化することも。
このような状況は、特に成長期の若い人にとって問題になることが多いです。
姿勢を改善することで得られるメリット
では、正しい姿勢を意識することでどんなメリットがあるのでしょうか？具体的には、
1. 背骨の負担を減らせる
姿勢が悪いと、重力が特定の部分に過剰な負担をかけてしまいます。
ですが、背筋を伸ばして良い姿勢を保つと、体重が均等に分散され、背骨や筋肉にかかる負担が少なくなります。
2. 側弯症の進行を防げる可能性がある
ある専門的なデータによると、良い姿勢を保つことで側弯症の進行を予防できる可能性があります。
もちろん完全に治すことは難しいけど、悪化を防ぐためには十分効果的です。
3. 全身の疲労感が減る
良い姿勢を維持することで、全身の疲労感が減ることがあります。
背骨がまっすぐだと、筋肉が余分な負担を感じることが減り、結果的に体が疲れにくくなります。
正しい姿勢を保つためのコツ
それでは、正しい姿勢を保つためにどのような工夫ができるのか、いくつかのポイントを紹介します。
1. 机と椅子の高さを調整する
机が高すぎたり低すぎたりすると、無意識のうちに姿勢が崩れてしまいます。
椅子に座ったときに肘が90度に曲がる高さが理想的です。
これにより、無理なく背筋を伸ばして作業ができます。
2. スマホを見るときは「スマホ首」に注意
スマホを長時間下を向いて見ると、首や肩に大きな負担がかかります。
これを避けるために、画面を目の高さに持ち上げるようにすると負担を軽減できます。
3. 定期的に休憩を取る
長時間同じ姿勢でいると筋肉が硬くなってしまうので、1時間ごとに立ち上がって軽くストレッチをすることをおすすめします。
これによって、筋肉がリラックスし、血行も良くなるので体が軽く感じるはずです。
僕の患者さんの実体験
僕の整体院では、姿勢を改善することで体が楽になったという患者さんがたくさんいます。
例えば、ある中学生の女の子がいました。
その子は学校で長時間座っているうちに猫背がひどくなり、側弯症が進行していました。
でも、週に一度整体に通いながら、家でも姿勢改善の練習を続けた結果、悪化が止まるだけでなく姿勢自体が良くなりました。
このように、姿勢を少しでも改善することで大きな違いが生まれることがあります。
姿勢改善だけじゃダメ？注意点も知っておこう
ただし、ここで気をつけてほしいのは、姿勢の改善だけですべての側弯症が治るわけではないということです。
専門家たちの意見でも、姿勢改善は効果的だけど、側弯症の進行を完全に止めるには限界があるとされています。
場合によっては、専門医の診断や治療が必要になることもあるので、無理をしないで適切なサポートを受けてくださいね。
まとめ：姿勢を見直すだけでもできることがある
側弯症に悩む人にとって、正しい姿勢を保つことと、定期的に休憩を取ることはとても大切です。
僕も日々の施術でたくさんの患者さんを見ていますが、姿勢を改善するだけで体の状態が良くなる人が多いのは事実です。
もし自分の姿勢が気になったら、今日から少し意識してみてください。
そして、疑問に思うことや不安なことがあれば、いつでもご相談ください！
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お困りのことがありましたら、
いつでもお問い合わせください(^^)/
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