この記事を監修している人:奥村龍晃(柔道整復師資格保有)
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こんにちは!
脊柱側弯症専門のフィジカルバランスラボ整体院、
院長の奥村龍晃です。
今回は多くの方から相談を受ける「骨盤の歪み」について、専門家の視点から詳しく解説していきたいと思います。
そもそも骨盤の「歪み」って何なの?
よく「骨盤が歪んでいますね」と言われる方が多いのですが、実は骨盤自体の動きはとても小さいんです。
骨盤の動く部分は主に2か所あります。
- 仙腸関節(お尻の真ん中にある関節):2mm以下の動き
- 恥骨結合(前側の結合部):男性で1.4mm、女性で1.6mm程度の動き
つまり、一般的に言われる「骨盤の歪み」は、実は骨盤全体の回転運動なんです!
寝るときの足の開きについて本当のところ
僕たち整体師が見てきた経験から言うと、仰向けに寝た時の足の開き方(つま先の向き)は、以下の特徴があります。
- 外に開く人、内側に向く人、左右差がある人など様々
- これは異常ではなく、個人の特性として捉えるべき
- 寝ているときは筋肉が休んでいる状態(エラスティックゾーン)なので、開き方自体は問題にならない
本当に気をつけるべきポイント
重要なのは以下の3点です。
- 股関節の可動域
- 外旋(外側への回転)と内旋(内側への回転)の総可動域
- 左右で極端な差がないことが大切
- ニュートラルゾーン
- 歩くときのつま先の向き:-1.6度〜10.9度が適正
- まっすぐか、やや外向き程度が理想的
- 前捻角への注意
- 股関節の骨の向き(前捻角)は15〜20度が正常
- 特に女性は前捻角が強い傾向があり、内股になりやすい
簡単なセルフチェック方法
- 横になって足の向きをチェック
- 左右の開き具合を観察
- 極端な差があるかどうかを確認
- 歩行時のチェック
- つま先がまっすぐか少し外向き程度か確認
- 歩きやすさや安定感を意識
まとめ:心配しすぎる必要はありません
僕が伝えたいのは、寝るときの足の開きについて過度に心配する必要はないということです。
大切なのは、
- 日常生活での動きやすさ
- 極端な可動域制限がないこと
- 痛みがない状態を維持すること
もし気になる症状がある場合は、無理に自己改善しようとせず、専門家に相談することをお勧めします。
体の状態は人それぞれ違って当たり前。
あなたの体に合った自然な状態を見つけることが一番大切だと僕は考えています。
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