この記事を監修している人:奥村龍晃(柔道整復師資格保有)
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こんにちは!
脊柱側弯症専門のフィジカルバランスラボ整体院、
院長の奥村龍晃です。
僕は、毎日たくさんの腰痛に悩む患者さんを診ています。
その中でよく聞かれる質問が「レントゲンで異常が見つかったから、それが痛みの原因ですよね?」というものです。
でも、実はそれほど単純ではないんです。
驚きの事実:画像検査と痛みの関係
意外な研究結果
僕が最初に驚いたのは、腰痛のない健康な人の画像検査でも、実は多くの「異常所見」が見つかるという事実です。
例えば、
- 40代の人の30%以上に椎間板ヘルニアが見つかる
- 50代以上の多くの人に脊椎の変形が見られる
- これらの「異常」があっても、まったく痛みを感じていない人が大勢いる
なぜこんなことが起こるの?
人間の体は、年齢とともに自然に変化していきます。
それは、まるで車が長年使用することで傷や擦れが付くのと同じです。
でも、その傷が必ずしも故障や不具合の原因とは限らないんです。
画像診断の本当の役割
画像検査が重要な場合
画像検査を行う主な目的は、
- 深刻な病気を見逃さないため
- 手術が必要かどうかの判断
- 治療方針を決めるための参考情報
画像だけでは分からないこと
- 痛みの強さ
- 日常生活への影響
- 患者さんの生活習慣や環境要因
- 心理的なストレスの影響
実際の診療での考え方
総合的な診断の重要性
僕たちは以下の要素を総合的に見ています。
- 患者さんの症状
- 理学的検査の結果
- 生活環境や仕事の状況
- 画像検査の結果
- 心理的な要因
治療アプローチ
画像所見だけでなく、患者さん一人一人の状況に合わせて、
- 運動療法
- 生活習慣の改善
- ストレス管理
- 必要に応じた投薬や治療
患者さんへのアドバイス
画像診断結果との向き合い方
- 異常所見を過度に心配しない
- 痛みと画像所見は必ずしも一致しないことを理解する
- 総合的な診断と治療を受け入れる
前向きな取り組み
- 適度な運動を続ける
- 過度な安静を避ける
- ポジティブな気持ちを保つ
- 専門家に相談する
まとめ
画像検査は重要な診断ツールの一つですが、それだけで痛みの原因を決めつけることはできません。
僕たち治療家は、患者さんの状態を総合的に判断し、最適な治療方法を提案しています。
大切なのは、画像診断の結果に一喜一憂せず、自分の体の声に耳を傾け、専門家と相談しながら改善に向けて取り組むことです。
異常所見があっても、それは必ずしもあなたの痛みの原因ではないかもしれません。
むしろ、それは年齢とともに自然に現れる体の変化の一つかもしれないのです。
最後に、僕からのメッセージです。
画像検査で異常が見つかっても、必要以上に心配する必要はありません。
むしろ、それを知ることで適切な対処法を見つけるきっかけにしましょう。
あなたの体と上手に付き合っていくための第一歩として、この知識を活用してください。
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お困りのことがありましたら、
いつでもお問い合わせください(^^)/
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