この記事を監修している人:奥村龍晃(柔道整復師資格保有)
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こんにちは!
フィジカルバランスラボ整体院、
院長の奥村龍晃です。
今回は、腰痛、特に椎間板ヘルニアで悩んでいるあなたに、ぜひ知っておいてほしい話をしますね!
椎間板ヘルニアはどんな動きで痛い?
椎間板ヘルニアって、どんな動きで痛みがでると思いますか?
多くの医療関係者は、
- 椎間関節性腰痛: 腰を反らす(伸展)と痛い
- 椎間板性腰痛: 腰を曲げる(屈曲)と痛い
と考えていることが多いみたいなんです。
でもね、実はこれ、ちょっと違っていて、どちらも屈曲でも伸展でも痛みがでるんですよ!
多くのセラピストは、椎間板内圧が高くなる前かがみの姿勢(屈曲位)で痛みが出ると解釈しています。
確かに、椎間板内圧は、腰を反らすよりも曲げた時、特に前かがみの時の方が高くなるという研究結果もあるんです。
だから、急性期の椎間板ヘルニアは、顔を洗ったり、長時間座ったりするといった前かがみの姿勢で起こりやすい、というのも事実です。
でも、だからといって「椎間板性腰痛=屈曲で痛い」と決めつけてしまうのはダメなんです
見逃せない!腰を反らした時の痛み
実は、腰を反らした時(伸展位)にも椎間板ヘルニアの痛みが出る場合があるんです。
どういうことかというと、腰を反らすと、椎間板の後ろ側が腰椎によって圧迫されます。
つまり、椎間板の後方が圧縮されて痛みが出るんですね。
伸展時の痛みの特徴
ただし、この伸展時の痛みには、一つ大きな特徴があります。
それは、伸展の初期にのみ痛みが強く出やすいということ。
なぜなら、伸展をさらに深めていくと、今度は椎間関節に圧力がかかるようになるからなんです。
痛みの主体が椎間板から椎間関節に移ってしまうんですね。
椎間板ヘルニアのメカニズムを理解する重要性
椎間板ヘルニアは「屈曲でも伸展でも痛みがでる」という事実。
これを知っているだけで、椎間板性腰痛への理解がグッと深まります。
そして、この事実を踏まえた上で、
- 椎間板性腰痛をどのように評価するか?
- 椎間板性腰痛をどのように治療するか?
を考えると、さらに効果的なアプローチができるようになるんです。
このことを理解している先生に治療してもらえるかどうかで、結果はかなり変わると思いませんか?
まとめ:椎間板性腰痛への正しい理解と向き合い方
今回のブログでは、椎間板性腰痛は「屈曲でも伸展でも痛みがでる」ということを中心にお伝えしました。
- 従来の「屈曲で痛い」という考え方だけでなく、「伸展でも痛い」という可能性も考慮することが大切
- 伸展時の痛みは、初期に強く出やすいという特徴がある
- 正しいメカニズムを理解することで、より効果的な評価と治療が可能になる
この情報が、あなたの腰痛改善のヒントになれば嬉しいです!
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