【ストレートネックは、首に20㎏の負担をかける!?】
頭の重さは体重の10分の1。
年度末
新学期の準備
コロナウイルスの影響等で、、
例年以上に忙しい毎日を
過ごしている方も多いのではないでしょうか?
逆に出張や外出の予定が無くなって、
家に居る時間が多くなったとの声も
チラホラ聞いたりもします。
こんな状況でも忘れてはいけないのが、
普段の生活習慣が及ぼす
姿勢や健康面への影響です。
特に普段からパソコンや
スマホを多用している方は、
使用時間が長くなりやすいこの時期は、
より一層、姿勢に気を付けなければなりません。
冒頭にも書きましたが、
頭の重さは体重の10分の1ほどの
重さがあると言われています。
体重60㎏の方は、
頭の重さは6㎏ということですね。
このボウリングの玉ほどの
重さのある頭を支えているのは、
言わずもがな『首』です。
そんな『首』も猫背や
ストレートネックなどの姿勢の崩れで、
大きな負担を受ける場所です。
例えばですが、
首がまっすぐで頭が真上にある状態を、
首の角度が0°としたら、、
ストレートネックの方は、
首の角度が前方(お腹側)に
3°以上出ている状態です。
この辺はなんとなくでも
イメージができるかと思いますが、
重要なのはここからです!
この「首の角度」は、
1°前方に出ると、、
首や肩の筋肉に、
約4㎏の負担をかけると言われています!
(負担の数字は諸説あります)
単純な計算をすると、
ストレートネックで首の角度が、
4°前方に出ている方は、
首の角度4°×かかる負担4㎏
=筋肉への負担16㎏
の負担が首や肩にかかる計算になります。
さらに思い出してほしいのですが、
頭の重さは体重の10分の1でしたね。
ということは、、
首の角度4°×かかる負担4㎏
=筋肉への負担16㎏+頭の重さ6㎏
=首や肩の筋肉への負担21㎏
ということになります。
これはかなり重いですね……
僕の長女(5歳)と長男(1歳)の
体重を足した重さと同じくらいなので、
めちゃくちゃ重いと思います……
ストレートネックという、
首の角度がたった4°前方に出ているだけで、
これだけの負担がかかってしまうんですね。
これだと肩こりになってしまうのは、
当たり前のように感じます。。
色々書いて長くなってしまいましたが、
まずは自分でできることから意識をして、
首や肩への負担を減らせるようにしてみてください!
普段の生活の中でカンタンにできることは、
「頭が骨盤の真上になるように座る」
です。
この座り方だと、
首が前方に出るこはないので、
首や肩への負担を減らすことが出来ます。
デスクワークや手書き作業で
どうしても頭が前方に出てしまう場合は、
作業の休憩時間に、
「頭が骨盤の真上になるように座る」
姿勢で休んでみてください。
背もたれや壁にもたれ掛かってもいいので、
まずは首を休ませることを意識しましょう!
たったこれだけですが、
毎日かかる首や肩への負担を
少しずつでも減らしていけば、
肩こりも楽になっていくし、
ぎっくり腰の予防にもなります。
ぜひ、今日から試してみてくださいね(^^)